フランス在住アロマセラピスト兼農家が語るアロマセラピーのお話し&ワークショップ「ホンモノの精油のお話し」
最近日本でもハーブが流行り始め、それに伴いハーブ製品に関するブランドの数も増えました。
現代人は土から離れ、昔から受け継がれた薬草の知識を忘れてしまいました。そして産業化した今と昔ではその見極め方も変わりました。よい精油を見極めるにはどうすればよいのかというアドバイスを中心に、上質な精油を作るための条件など生産者の目線でハーブ生産に関する現実のお話を展開していきます。
“よい精油とはなにか“と問い詰めたときに、隠れていたアロマセラピー、ハーブの裏舞台が見えてきます。
●主な講義内容:
ラベンダーの種類とその栽培と作用の違い。
精油の性質を決める要素
生産の実態と生産者
フランスの本当のア口マセラピー事情
ホンモノの精油を見極めるための知識
2016年の収穫の報告
生産者からのメッセ―ジ
●特別企画:シアコロさんからシアバターについての講義
お話の後は一通りの精油の基本的な使い方をお紹介した後、手荒れ、火傷、傷、皮膚炎などに良いと言われる野生ラベンダー精油とシアバターを使って、ご一緒に万能のオーガニック軟膏を作っていきます
アロマセラピーが初めての方からプロまでお楽しみ頂ける内容となっております。去年ご参加頂いた方も楽しめるよう、今年の収穫の様子を映像と写真でお届け致します。
日時 : 2月7日(火) 18:30 -21:30 お話会&ワークショップ
*オプション企画
2月8日(水) 10:00 -12:00 島の柑橘を使った蒸溜所訪問
場所 : オーガニックゲストハウス&カフェ OHANA in 御島
〒794-1304 愛媛県今治市大三島町宮浦5341
定員 : 15名様(予約制)
参加費: 3500円(+お店のドリンクメニューから1オーダーお願いします。)
* 2/8のオプション企画は、あくまでもオプションなので、
基本は、2/7のみの参加で、大丈夫です。
2/8のオプション企画もあわせて参加や宿泊ご希望の方は、
お申し込みの際に、その旨、お知らせいただけますでしょうか。
<オプション企画> 島の蒸留所と柑橘畑の見学ツアー
翌2/8の午前中、
大三島で地元の柑橘類を使って精油をつくられている「島香房」さんの
蒸留所と柑橘畑をちらりと、のぞかせていただきます。
2/7のWSに参加された方は参加費無料です。
時間は10時頃にOHANAを出発し、車で10分くらいで着くので、
まず、畑を見学して、その後、蒸留所を見学、
お昼の12時頃までの予定です。
「島香房」さんの精油やフローラルウォーター、石鹸などもその場で購入可能です。
こちらの参加もあわせてご希望の方は事前にお知らせください。
<宿泊>
2/7に宿泊希望の方、2Fのゲストハウスに宿泊可能です。
男女別ドミトリー(素泊まり・相部屋で)1泊1名様 ¥3200(税込)です。
宿泊の方、特別オプション、イベント後の飲み会に参加可能です(笑)。
飲食費別途となりますが、実費程度にしたいと思います。
宿泊予約も事前にお知らせいただけますでしょうか。
よろしくお願いします。
講師:
・石田 佳奈子 Kanako Ishida
リアン創立者 英国IFAアロマセラピスト資格取得後、農業を学ぶため仏国農林省認定農業学校ハーブ学科を卒業。伝統的蒸留農家に弟子入りし、精油の製造を学ぶ。ブルターニュ地方で小さなハーブ農場を経営。野生ラベンダーは南フランスでしか採れないため、師匠の元で収穫と蒸留を行う。手摘み収穫から蒸留すべての過程に自ら手掛けた製品だけを販売するブランド「Lien リアン」を2015年に創設。
・高橋 礼子 Yukiko Takahashi
マリ共和国のシアバター「シアコロ」のプロデュース、販売事業、めぐみめぐる代表。
西アフリカの音楽文化に魅了されたのがきっかけで、アフリカの社会問題に興味を抱く。その後、フェアトレードショップ勤務や、西アフリカの文化を通じて社会問題を考察するNPOに所属するなど、国際協力の活動に携わる。マリで、農村女性自立支援の生産者協同組合が作る良質なシアバターに出会い、シアバターのフェアトレード事業、シアコロを創立。
現在は、高知の山間部で、パートナーが営む農園を手伝いながら、自然に寄り添いながら暮らす。
お問い合わせ、ご予約は、下記予約フォームまでお願いいたします。
*日時・タイトルも明記お願いします。
オプション参加や宿泊希望の方は、その旨も明記お願いします。
http://form1.fc2.com/form/?id=914809
このワークショップが始まる約3時間半前に
この情報を知って即、参加することを決めました。
なぜなら、私の頭頂の第7チャクラが開いて
頭に楕円形のものが膨らんできているかの感触で
痛くて痛くてたまらなかったから。
ただ執着という私の欲望ならば第3のチャクラが
悪さをしてうるさく訴えてくれる。
まず、場所はフェリーで渡って原付で行けば20分くらいだろうし
問題はないだろうことも決断を速めてくれました。
ただ、突然のことだったので
それぞれの講師の方のこと下調べ出来なかったことが残念でした。
まぁ、それはしょうがない。いつものことだし。
感じるままに過ごせばいいだろうし。全託もオッケーだしね。
楽しい時間になること違いない。それだけはなんとなく感じていた。
そんな様子を横で見ていた夫がワシも行きたいと突然に言い出した。
こりゃまた大変。あなたの2月8日(水)治療の予約どうするの?
1人ずつ電話をかけていく夫。みんな別の日に変更してくれた。
こういう時って自営業っていいよね〜。
お客様へは、治療の技術を上げて還元すればいいわけだし。
2年前にリアンを1人で創設した石田佳奈子さん
先住民がどうやって植物を生活に使っていたか興味を持って
オーストラリアへウーフーで行き、その後2005年に渡仏されました。
野生ラベンダーは希少で作る人がほとんどいないけれど
たまたま弟子入りした農家のルソーさんがやっていて
そしていつの間にかそのままフランスで暮らすことになったそうです。
興味深い話は、収穫の時には「メディテーションをしてから」山へ収穫に入ること。
収穫は鎌1本で手刈りし、その鎌さえも研いで物を大切にすること。
鎌を研がなかったら師匠にめちゃくちゃ叱られる。
1300mの山から蒸留所まで下山するのは30分以内。
こんな話を聞いていて私は、私の体が弾んで喜んでいるのがわかりました。
ルソーさんは農閑期はきこりになるんだそうです。
だから、炊きつけの薪がたくさんあり
蒸留は薪を使っていてこりゃまたびっくり。
薪でご飯や大豆を炊くとすご〜く美味しいから
精油が高品質なのになるのも納得。
私、こういうのがたまらないんです〜。
物づくりの過程が大好きでそれに係る人の自然に対するやさしさが伝わってきて
心臓がドキドキしちゃいます。
こんなに手間暇かかることをいったい誰がやれるものでしょうか。
このカレンデュラのインフューズドオイル
この日は、このオイルのこと質問できなかったけれど
翌日に、このオイルのこと、誰がどのようにして作ったものなのかを
お1人でいる時にチャンスとばかりに近づいて質問しちゃいました。
そうしたら作られた方は、目の前のご本人でした。
作り方、量、容器、期間などを
ご本人から詳しく聞くことができ
感無量でございました。
石田佳奈子さんがカレンデュラを育て
その花を摘んでオリーブオイルに漬けこんで作ったもの。
ダイナミック農法のことを講義で話されていたので
満月の日に収穫されたことでしょう。
帰ってからも写真を見て
うっとりしちゃいました。
眺めているだけで目が透き通ってきます。
そして瞑想になります〜。